フィールドスタディとは?
「地域課題」にスポットを当て、地域に住む高校生がそれらを自分事化する経験を通じて、「自ら課題を特定し、その解決に挑む力」を養う、高校向け探究学習プログラムです。
当日は、企業・団体20社が参加し、それぞれが一クラスずつ担当して、生徒に会社や地域課題について問題提起し、生徒と一緒に意見交換をするというものでした。
当社が担当したクラスは、高校2年生34名のクラスで、当社事業に関わる次の二つの課題を問題提起させてもらいました。
① 不用になったものをもっと出してもらうためには?
捨てない、ごみにしない、リユース品、アップサイクル品をもっと使ってもらうためには?
② この仕事に携わる人をもっと増やすためには?
廃棄物処理・リサイクルの仕事の理解度、認知度を上げ、この仕事に対する評価をあげるためには?
これを受け、生徒の皆さんは6つの小グループに分かれ、二つの課題について活発に意見交換をしてくれました。短時間かつ馴染の薄いテーマで戸惑いはあったかと思いますが、フレッシュなアイデアをたくさん発表してくれました。
2時間弱の交流機会でしたが、生徒の皆さんの積極性と課題を解決しようという意欲が感じられ、私たちもとても刺激になりました。
これから社会に出る生徒たちの育成という視点でも、私たちのような社会人が積極的に接触機会を持つことは大変有意義であると思われ、今後もいろいろな形で地域貢献に取り組んでまいります。